羽海野チカ/3月のライオン
はじめに
楽しかったGWも終わり、5月中旬に差し掛かりました。
みなさんどうお過ごしでしょうか。
時間は有限。有意義に使いたいものですね。
つまり、Twitterをどうにか(ry
今回は、一応少女漫画の類に入るのでしょうか。(入らない気もしますが)
「ハチミツとクローバー」で有名な羽海野チカさんの作品、「3月のライオン」の紹介です。
ストーリー
東京の下町に一人で暮らす17歳の少年・桐山零。彼は幼い頃に事故で家族を失い、心に深い傷を負ったまま、将棋のプロ棋士として孤独な生活を送っていた。そんな零の前に現れたあかり・ひなた・モモの3姉妹。彼女たちとの交流を深めていくうち、零は失っていたものを少しずつ取り戻していく…。
(wikipediaより)
レビュー
題材は将棋ですが、将棋が分からないから読めない、つまらないという作品ではありません。
囲碁を題材として人気を博した「ヒカルの碁」と同じく、たとえ題材について深く知らなくても読者を惹きつけ、読ませる力を持った漫画だと言えます。
将棋自体が分からなくても、主人公の心理の描き方とか雰囲気とかそういうのでグイグイ読者を惹きつけていく感じですかね。
絵もまた独特で良い味を出しているかなと思います。
苦手な人は苦手かもしれませんが、あんまりこんな感じの絵は見たことがなくて、私の中では新鮮でした。
なんというのかな、線が太いというのか...少女漫画っぽくないです。
そもそも少女漫画に属するのか曖昧ですが。
単行本だとこのようなカラーのイラストが付いてます。
些細な点ですが、こういうオマケ的な要素もうれしいですね。
先程も述べた通り、この漫画の見所というか、素晴らしい点はキャラクターの心理描写にあると思います。
特に主人公の心理描写ですね。
将棋を通しての主人公の成長とか心理描写もそうですが、暗い過去を背負った主人公と周りの温かい人達との「ふれあい」などそういうのも魅力であります。
ただ将棋を指して、強くなって...ってわけではないんですよね。
DEATH NOTE並とは言いませんがなかなか文字数が多いです。
読み応えがあるのではないでしょうか。
最近では事実上不定期連載?のような形になっているようです。
単行本が出るのも非常にスローペース。
というわけでこれも集めやすい作品かなぁ、と。
そもそもまだ4巻までしかでてませんし...
この記事がこの漫画を手にとるきっかけになってくれたら嬉しいです。
でわでわ。