GRAHAM SLEE/Novo (Discrete Solid-State Headphone Amplifier)


今回は以前購入したヘッドホンアンプのレビューを。
GRAHAM SLEEというイギリスのメーカから発売されている、Novoというヘッドホンアンプです。
日本語での情報がほとんどがないので、参考になれば幸いです。
また、このメーカーはVoyagerというPHPAの販売も行っていたりします。
GRAHAM SLEE
Novo Headphone Amp

スペック

  • Dimensions: L. 10.5 W. 10.5 H. 5 (cm) approx. excluding controls and connectors
  • Output: 150mW rms into 32 Ohms, 40mW rms into 600 Ohms (both channels fully driven - 0.05% THD)
  • Frequency Response (worst case): Flat: 43Hz to 16kHz (-1dB), 22Hz to 30kHz (-3dB) (volume control at 3 o'clock position)
  • Channel Balance: 0.5dB typical
  • Hum & Noise: -80dB CCIR Q-pk 20Hz-20kHz (into 30 Ohms)
  • Stereo Crosstalk: -64dB typical
  • Distortion (THD+Noise): 0.02% at 1 kHz into 30 Ohms, and 12 o'clock volume control position.

公式サイトより引用。
英語はよくわかりません!
このブログを読むだろうオーディオマニアな方におまかせします!


ディスクリートヘッドホンアンプということなんですが・・・
ディスクリートってなんぞや?というレベルの私でしたので、Twitterとかで色々な方に教えてもらいました!
えーと・・・信号増幅とかをオペアンプなんかとは別の回路で行っているとか・・・そんな感じです。
役割分担することで、音質的にディスクリートアンプのほうが有利だということです。
ちょっと俺の記憶が曖昧で、間違っているかもしれません。
「説明違うぞ!」って方はコメントとかで教えてください!

視聴環境

PC-->GO-VIBE USBDAC-->Wire World iWORLD(TM) 5-2-->Novo-->HD650
GO-VIBE USBDACにはバーブラウンのPCM2702が使われています。
mini to RCAケーブルについては、下記リンクからどうぞ。
iWORLD(TM) 5-2


Foobar2000でASIO4ALLを使って出力しています。
音楽は基本的にロスレスで聴いています。
昔インポートした曲とかはMP3で、CDは家にあって取り込み直せない・・・orz
という曲もあったりしますw
まぁ、糞耳なのでいいでしょう。

レビュー

真空管アンプとかではないので、電源が入ったらすぐ使用できます。
言葉があってるのかどうかわかりませんが、立ち上がりが早いっていうのかな。
発熱もほとんどありません。全く無いと言い切ってもいいくらい。
サイズも小型で、幅はiPod Videoを1.5倍したぐらいでしょうか。


微妙にギャングエラーがあるみたいです。
ボリュームを回してない状態でも、右だけかすかに音が流れてました。
まぁ、実際は音量上げるわけですから大きな問題ではないですが。


音に関しての第一印象は、あたたかみがある音だなーという感じ。
この辺はちょっとPicoと似ているかもしれません。
少なくとも、さっぱりして切れ味のあるモニター的な音では無い気がします。
HD650しかもっていないので、いずれ他のヘッドホンも使ってみて、また改めて評価を下したいところですが、今のところはそういう印象です。
万能型ではないかな。
曲によって合う、合わないがあるかなー、と。


HD650の性格もあいまって、ちょっともっさりしてるというのがあって、スピード感、疾走感あふれるロックを聴いたりには合わないかも。
あとは、スピードがあるピアノ曲とか、ジャズとかも微妙な感じ。
今のところ、持っているオーディオ機器がどれもロック向きじゃない感じです・・・w
ロックとかメタル(メタルはあまり聴きませんが)に関しては、以前聴いたGRADOのサウンドが忘れられないですねー。
とはいいつつも、これが現在の私のベストの視聴環境であって、ロックとかももちろん聴きます。
なんというか、結構高い次元での文句言ってる気もします。
以前は、iPodに付属のイヤホン挿して、満足してたわけですからね・・・w


ロックではなく、クラシックや弦楽には非常に合う感じです。ゆったりした曲には、前述したもっさり感が上手くはまるというか。
(弦楽・・・言葉合ってるよね(;´Д`))
ヴァイオリンとかウッドベースとか、まぁ、楽器まで細かに区別して聴けてるわけでもないんですが、いい感じです。
いい感じってなんだよ!って言われそうですが、言葉がでてこない・・・。
先程、合わないといっていたロックでもエレキベースなんかに絞ると、いい鳴りしてるなぁ、と。
なかなかパワーがあるアンプで、今までスカスカしてたように聴こえていた曲も濃密で迫力があるように聴こえます。
パワーがあるっていっても、比較対象がPHPAなんであれなんですけど(;´Д`)
ポータブル環境(ESW9)で、クラシックを聴いているときは、合うんだけど・・迫力が無いなぁ・・・と感じることもありました。
なんというかスケールが小さいと言うか、箱庭的な感じと言うか・・・。
HD650の音場の広さというのもあるんですが、このアンプ自体の力強さもあいまって、クラシックは特に合うジャンルじゃないかなーと。


据え置きのHPAもこれが初めてですし、ホームユースのヘッドホンもHD650しかもっていないので、かなり限定された状況でのレビューとなってます。
もう少し、色々な組み合わせが試せるようになったら、改めてレビューを書こうかな、と。
また、DACもまだまだ改善できるでしょうし・・・、今回使ってるのはおもちゃみたいなものですからね。
今回のレビューはとりあえず、ここまでということで。
参考になりそうもないレビューで申し訳ないですorz


Head-fiやJaben Communityなんかでは、評価が高いみたいです。
私のレビューはアテにならないので、英語余裕!って方は、そちらの方でレビューとか読むのもいいかと思います。

ギャラリー


現在のオーディオ環境。
なんかゴチャゴチャしていて申し訳ないです。


GO-VIBE USBDAC。手のひらサイズですね。
10円玉と比較してます。

RCAケーブルなど。
ケーブルに関する知識は皆無なんですが、WIREWORLDというメーカーのものです。
アンプを購入した際におまけでもらいました。