「化物語」ファーストインプレッション

7月から放送を開始している「化物語」のインプレを書いてみます。
3話までみてしまったので、正確には「ファースト」インプレッションとはいえないかもしれませんが・・・。


第1話をみた時点で、なんだかいままでとは一風違ったアニメだな、という印象を持ちました。
そして、その印象は第3話まで見た時点でも変わっていません。
やはり、どこか特殊、というか変わったアニメです。
そこのところがやはり、強く私の興味を引いている気がしますね。

まず、印象深いと思ったのは、所々で入る、このような「文字・漢字」だけのカット。

他にも、なんというか芸術的?な表現も多数。
一枚目は、ヒロインの戦場ヶ原ひたぎが主人公である阿良々木暦に目潰しをしたシーンで入ったカット。
いや、なんか・・・もう・・・凄いなぁって。




ストーリー自体も大変面白いんですが、このような独特なカットが入っている点が新鮮かなぁ、と。
アニメって、やっぱり映像なわけですから連続性があると思うんです。
そこに、ぱっと見で訳の分からない「静止画」が入ってくると、こう・・・意識に刷り込まれるというか、印象に残りますね。

あとは、言葉の使い方が合ってるかどうか微妙なところなんですが・・
カメラワーク?(視点の見せ方というのかな)が上手いかな、と。
このアニメ、特に戦闘シーンがあるというわけでもなく、アクション要素はあまり無いので「動き」というものが一見少ない気がするんですが・・・
2人が長く同じ場所で会話するようなシーンでも、遠くからだったり、近くからだったり、真上からだったりと、視点の動きが激しくて、一見「動き」が少なそうなアニメに見えるようで、以外にもそうではないというような印象を受けます。

ストーリーについても軽く触れておきます。
3話までの時点だと、とある事がきっかけで、自身の「重さ」を失ってしまったヒロイン・戦場ヶ原ひたぎの事件というか怪奇を解決するところまでですね。
正確には、3話で次の話の核となりそうな女の子が登場しますが。
ジャンルとしてはどうなんでしょう、ホラー、怪奇物、伝記物・・・うーん・・どれもあてはまりそうであてはまらない。
怪奇的な現象が起こるという点で、少しばかり漫画の「蟲師」と似ているかもしれません。

まだ、3話なのでなんともいえませんが、個人的には期待できそうです。
3話までの間に、この独特の世界観、巧みな描写に虜になってしまいました。
ミステリーっぽいのが好きな方とか、一風変わったアニメを見てみたいという方には合うのではないでしょうか。

それでは、こんなところで。