GRADO/SR-325i
はじめに
以前紹介したSGHeadphonesというオーディオのフォーラムで知り合った方にヘッドホンを貸していただいたのでレビューを書いてみたいと思います。
GRADO/SR-325iは生産終了品とのことで、需要は少ないでしょうが、参考になる方がいれば幸いです。 SR-325isというマイナーチェンジ品が出てるそうなので、その参考にはなるかもしれません。
今回、実際にシンガポール在住の方に会って、ヘッドホンを借りたわけですが、自分の英会話能力の低さを実感しました。「なんで、俺はこんなにも喋れないんだ?」と悲しくなります・・・(つД`)
と、私の愚痴はこの辺にして、と。
私にとっては始めての体験である、開放型ヘッドホンのレビューに移ります!
視聴環境
ヘッドホンを借りると同時に、AMB LaboratoriesのMini3というアンプを借りました。
今回の視聴環境は以下の通りです。
ZEN vision:M→ヘッドホンアウトからMini3→SR-325i
またφ6.3mmプラグなのでφ3.5mmミニプラグへ変換しています。
というか、ホームオーディオ、ホームユースのヘッドホンなのに、ポータブル機で再生という時点で駄目な気もしますが・・・OTL
まぁ、Mini3で鳴らしきれてることと・・・思います・・・いや、思いたいです。
俺の視聴環境を知った上で、貸してくれたのだから・・・きっと鳴らせてるんです!
全体として
初めての開放型ヘッドホンだったのですが、驚きました。
今まで、密閉型のものしか使ったことがなかったものですから。
他の開放型ヘッドホンを使ったことがないので、開放型の中で音場が広いかどうかは言及できません。
ですが、密閉型と比べると圧倒的に音場が広いです。
聴いていて気持ちがいい。音の広がりが心地よいです。
遮音性は無い。という予備知識はあったのですが、「こんなにも遮音性がないのか!」とびっくりしました。
これじゃあ、部屋のなかでしか使えないですね。
装着感
本来、装着感は酷いらしいです。
私が借り受けた方は個人で改造したり、自作したりするのがお好きな方で、イヤーパッドも自作のスポンジイヤーパッドに変わっていました。
なので、そこまで装着感は酷くはありませんでした。
ただ、ATH-ESW9と比較すると、結構装着感の差は感じます。
また。けっこう重いので、長時間装着してると疲れますね。
音質
いわゆるドンシャリかな、といった印象。
個人的には嫌いな音ではないです。
一貫して、硬い音を出します。
高音はキンキンしてますが、割れることはありません。
好きな人は好きなんでしょうが、ちょっと私にはキツいです。
低音は質も高く、十分に鳴っています。
ロックを聴くのには相性がいいのではないでしょうか。
ATH-ESW9と比べると、ロックやメタルを聴くのなら断然こっちです。
ただ、前述のように硬い音なので、ゆったりした曲なんかを聴くのには不向きかな。
ボーカルの艶っぽさという点や、女性ボーカルを聴くときなんかは、ATH-ESW9に一歩譲る気もします。
ヘッドホンをあまり、というかATH-ESW9しか持ってないのでこの程度の比較しかできませんが・・・。
分解能は高いです。
それぞれの楽器の音が細かく聴き取れます。
私はドラムをやっているので、ついついドラムの音に意識を集中しがちですが、スネアドラムのキレの良さとか、アタック感のあるバスドラムの音なんかが聞こえてきて楽しいです。
得意なジャンル
ロック、メタル、打ち込み系は、大得意な気がします。
ノリ良く聴けるというか、なんというか・・・
私的にGRADOサウンドがすきなのかもしれませんww
デザイン
メタリックなハウジングです。
ヘッドホン自体は高価なのに、少し安っぽくて、貧相なイメージを受けます。
こういうメタリックなハウジングが好きだ。という方も当然いらっしゃると思います。
デザインについては、個々の感性によりけりですし、一概には言えませんね。
後記
開放型がほしくなりましたww
話は変わりますが、以前から、オーディオに関する用語について、自分の知識はあってるのか不安でした。
勝手に解釈しているような気もしましたし。
そこで、イイ!ヘッドホン!さんの用語集を参考にしています。
この用語集の意味にできるだけ沿って、レビューなんかを書いていこうかと。
※はてなダイアリーに移行するにあたり、記事を若干訂正しました。
GRADO ザ・プレスティージ・シリーズ ヘッドホン SR325i SR325I
- 出版社/メーカー: GRADO
- 発売日: 2009/08/05
- メディア: エレクトロニクス
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