久住昌之・水沢悦子/花のズボラ飯
はじめに
ずぼら
〘名・形動〙行動・性格がだらしのないこと。また、そのさまやそのような人。ずべら。「悪い男ではないが、―で困る」
⇒ものぐさ・ぐうたら・だらしない
(大辞泉より)
基本事項
- タイトル:花のズボラ飯
- 作者:原作/作画 久住昌之/水沢悦子
- ジャンル:グルメ、ギャグ
- 掲載誌:Eleganceイブ(秋田書店)
- 巻数:1巻まで刊行済み
ストーリー
夫が単身赴任となってしまった主婦・花が、毎日のごはんを手抜きメニュー(ズボラ飯)で乗り切ろうとするグルメ漫画作品。主人公の心理描写が多いことなど、同じく久住原作の別作品『孤独のグルメ』(谷口ジロー:作画)と共通する部分も多い。
(wikipediaより)
レビュー
最近どの本屋に行っても平積みされているので思い切って買ってみました!
帯を見る限りやっぱり売れてるのかな?
基本的に一話完結型です。
グルメ漫画というより、ギャグ漫画の色合いが強めな感じもします…が、「分かる、分かる!こういう適当な飯ですませたりするよね!」とニヤニヤしながら同意しちゃうような話も多かったです。
私は高校三年間は親元から離れて寮で暮らしていました、平日は寮で食事がでるのでまともな食事を摂っているのですが、休日は…料理とは呼べなモノズボラ飯で乗り切っていましたw
というわけで、一人暮らししている男性(特に学生)なんかは共感できる点が多いんじゃないでしょうか。
女性の一人暮らしの方でこんなズボラな人が居るだなんて思いたくないっ…
主人公の花ちゃん、料理以外もずぼらすぎです!
話の流れとしては、ストーリの欄にも記述している通り、夫の単身赴任で一人暮らしとなってしまった花ちゃんが手抜き料理をつくりつつ、そこに花ちゃんのおもしろおかしな心理描写を交えて進んでいく日常漫画…という感じでしょうか。
水沢悦子さんのこの絵はどこかで見かけた気もするんですが、うまく思い出せません。
この漫画の内容とマッチしていて非常に良い雰囲気の漫画だなぁって思います。
このデフォルメされた絵がいいな、と。
特に食べてる時の表情の描写が素晴らしい!としか言えません。
いやぁ、食べっぷりの良い女性は見ていて気持ちがいいですね。
ギャグというか、花ちゃんの自己表現?もすごく面白いです。
特にこのシーン。
というわけで、色んな本屋で平積みされているだけはあるなぁ、という感じです。
読んでいて幸せでしたw
こういうズボラ飯もいいよね!
900円+税なのでちょっとお高いんですが、興味を持った方はぜひぜひお手に取ってみてください。
2巻も楽しみです。
個人的には「孤独のグルメ」にも興味が湧いてきましたw